ZIPAIR搭乗記「快適で最高」 ロサンゼルス・成田間|Zipair review (English translator available)

お金

カリフォルニアでは2路線目となるZIPAIRのサンノゼ・成田間のフライトが、2022年12月から就航しました。
筆者は搭乗する前に口コミを調べていろいろと参考になったので、2022年夏のロサンゼルス・成田間のフライトの搭乗記と、快適な旅にするためのTips・注意点をお伝えします。搭乗前のイメトレにご活用いただければ嬉しいです。

結論「ZIPAIRでのフライトは快適で最高!」

今年(2022年)の夏、渡米以来3年ぶりに日本に一時帰国しました。

結論から言うと、
ZIPAIRのフライトは快適で最高でした!!!(もうZIPAIR以外乗らなくていいかも、いやANAもJALも大好きです)

そもそもZIPAIRとは?

ZIPAIRについて、以下Q&A形式で解説します。

Q
ZIPAIRってどんな航空会社?
A

ZIPAIRは、JALの傘下の格安航空会社(LCC)で、2021年12月に就航しました。
創業以来、フルサービスキャリア(ANAやJALのような通常の航空会社)でも、ローコストキャリア=LCC(ジェットスターやピーチ航空のような格安航空会社)でもない、新しい基準を作る「NEW BASIC AIRLINE」をビジョンに掲げているそうです。
(余談ですが、ZIP AIRではなくZIPAIRと書くそうです。)

Q
どんな特徴があるの?
A

最大の特徴は、運賃が圧倒的に安いことです。航空運賃=座席代となっており、機内食をはじめとするサービスは有料ですが、追加料金を払うことで申し込めます。乗客ごとに各サービスの必要性や好みに応じて追加できて、とても合理的な料金体系です。
また、通常タイプの座席に加え、LCCには珍しいフルフラットシート(Full flat seat)があります。(ただし7歳以上のみ利用可)

Q
機体は古いの?安全性は?
A

ZIPAIRでは、最新の機体・ボーイング787を使用しています。
通常、格安航空会社では機体やサービスの質を落とすことで安価な運賃を提供するというイメージですが、JALの公式サイトによると、機体はJALからのリース、整備はJALに委託しています。安価な運賃を実現する一方で、機体については従来通りの「安心と安全」が担保されています

Q
どんな路線を飛んでいるの?
A

成田空港を拠点に、現在、以下の9路線が就航しています。(2024年1月現在)

  • ソウル(韓国):仁川国際空港
  • 台北(台湾):台湾桃園国際空港
  • タイ:スワンナプーム国際空港
  • シンガポール:シンガポール・チャンギ国際空港
  • ホノルル(アメリカ):ダニエル.K.イノウエ国際空港
  • サンノゼ(アメリカ):サンノゼ国際空港
  • サンフランシスコ(アメリカ):サンフランシスコ国際空港
  • ロサンゼルス(アメリカ):ロサンゼルス国際空港
  • バンクーバー(カナダ):バンクーバー国際空港(2024年3月13日就航予定)

ZIPAIRの強みと弱み

つぎに、ZIPAIRの強みと弱みです。

先ほどお話ししたように基本的にサービスは有料なので、必要に応じて自分で組み合わせて追加します。機内食が必要な場合は自分で申し込むことになりますし、機内コンテンツが必要な場合は自分のタブレットやスマホに搭乗前にダウンロードすることになります。

しかし、これは大きなメリットとも言えます。不要なサービスを削ることで徹底的に安い運賃で海外と日本を行き来することができるからです。また、必要なサービスのみを自分で選択して追加することで、合計運賃に対する納得感や満足感が非常に高いと言えます。

デメリットもありますが、搭乗した結果、享受できるメリットの方が多いと感じました。

強み弱み
運賃が圧倒的に安い(成田 – LA間で37,000円~)機内食・飲料が有料
燃油サーチャージがかからない機内モニター(動画・音楽コンテンツ)がない
6歳以下は安い定額運賃がある(成田 – LA間で120.20ドルまたは18,000円)アメニティ(ブランケットなど)が有料
2歳未満にも座席が用意される持ち込み手荷物(7kgを超えた場合)が有料
6歳以下と大人(1名)は隣同士の座席指定が無料受託手荷物が有料
フルフラットシートがある座席指定が有料
JALマイルを利用可能チケットの変更・キャンセルが不可(ZIPAIR都合/悪天候時の欠航などを除く)
ZIPAIRポイントを貯められる(ポイントはZIPAIRでの利用またはJALマイルへの交換も可能) 
機内で無料Wi-fiが利用可能 
各席で電源が利用可能 
片道から購入可能 

搭乗体験レポート & 座席の間隔は?

続いて、実際の搭乗の様子です。
私たちが搭乗した2022年の夏は、ちょうど新型コロナウィルスによる成田空港での入国手続きが緩和されたタイミングでした。日本に一時帰国するという在米日本人の友人もたくさんいたので、混雑を予想していましたが、実際に搭乗してみると、機内を見渡した際の感覚値は30〜40%しか座席が埋まっていない(60〜70%は空席)という状態でした。日本人だけでなく、成田で乗り換えて他のアジア諸国に行くであろう乗客もちらほら見かけました。

気になる前の座席との間隔は、たとえば、JALやANAの国際線と比較すると以下のとおりZIPAIRは5〜7cmほど狭いですが、個人的には窮屈には感じませんでした。ZIPAIRが採用する「79cm」は、国内線普通席の標準的な前後間隔と同じです。「国内線の普通席」と考えれば、イメージしやすいのではないでしょうか。

3人掛けの椅子に1人だけ座っているという座席が多かったです。

最新機体だけあって、機内と座席はきれいで非常に快適でした。
座席にモニターはありませんが、持参したタブレットやスマホを設置できるようにスペースがあります。機内は無料Wi-Fiが利用できますが、動画などのコンテンツは事前に自宅などでダウンロードすることをお勧めします。
各座席のコンセントで充電もできました。

機内販売は座席にあるQRコードから頼めます。ただし、当日頼めるのは飲み物と軽食類だけで、機内食は事前予約制のため、機内での購入はできません。事前予約は、出発の72〜96時間前が締切となっていますのでご注意ください。(路線によって締切時間が異なります。)

カップホルダーの穴が空いている部分を手前に倒すとタブレット置きになりました。

具体的に良かった3点

筆者が搭乗した際に具体的に良かったと感じたのは、以下の3点です。

  1. 価格が圧倒的に安い
  2. 機内が新しくてきれい
  3. 接客がJALやANAクラス(子連れ搭乗に対してCAさんが親切だった)

1つずつ詳細を説明します。

1. 価格が圧倒的に安い
例えばANAだと、2022年の夏の正規のフライト料金は母子3人(母と子供2人)で約70〜80万円でした。
私が搭乗した際のZIPAIRの運賃は25万円ほどで、ANAの三分の一以下でした。基本運賃に加えオプション(受託手荷物やブランケットなどのオプションを3人分×往復)をつけました。搭乗後の感想ですが、一部のオプションはなくても良かったと思ったので、それらを削った場合さらに安くできそうです。(詳細は後述)

2. 機内が新しくてきれい
最新の機体なだけあり、機内は新しくてきれいで清潔感があり非常に快適でした。「シートの足元が狭く感じた」という感想を聞いたことがあるのですが、座席の広さと座り心地はJALやANAの機体と同じという感想です。

3. 接客がJALやANAクラス(子連れ搭乗に対してCAさんが親切だった)
筆者(母)と子供2人で搭乗したのですが、折に触れ、子供や私にフレンドリーかつ丁寧に話しかけてくださり、困ったことがあってもお声がけしやすい雰囲気でとても安心して搭乗することができました。実際、子供2人を連れて狭いお手洗いに行くことは難しかったので、お手洗いに行く際は子供を見てていただくなど、お手伝いをお願いできました。筆者は機内食を頼んでいたのですが、お持ちいただくタイミングやゴミの回収もスムーズでした。見出しにも書いたとおり、接客はJALやANAクラスでした。
搭乗する機体によってCAさんは異なるのでサービスの質ももしかするとさまざまかもしれませんが、筆者は大変満足です。

機内食の味は?

機内食のお味は、まぁ普通です(笑)。
ただ、機内食を頼んだことで、ロサンゼルス空港内で小さい子供を連れながら食事を調達するというプロセスを省略できてとてもありがたかったです。広い空港内で、しかも限られた時間の中で子供が食べられるものを探すだけでも一苦労なので。

以下、頼んだ機内食のメニューと写真です。どれも350mlの水がつきます。

↓鶏もも肉のグリル レモンガーリッククリーム添え(1,500円)

↓Wチーズがけミートボールトマトソース(1,500円)

↓ほうれん草とクリームソースのチーズラビオリ(1,500円)

↓鶏そぼろ丼(1,200円)

他には、牛丼(1,200円)とベジタブルペンネ(1,200円)を頼みましたが写真は撮り忘れ(汗)。

ZIPAIRを快適に利用するためのTips・注意点など

  1. サービスパッケージ
    筆者は「PREMIUM」をつけました。主な理由は、①往復の食事と②ブランケットをつけたかったからで、プラス③預け入れのスーツケース数が直前まで未定だったからです。子連れでただでさえ荷物が多いので、持ち込み荷物を可能な限り減らしたかったのです(子供の上着・おむつ・スナック・飲み物・タブレットやおもちゃ等々、書き出すだけで荷物の多さにげんなり笑)。ただ、行きはブランケットがあってよかったですが(6月で機内が寒かった)、帰りは不要だと感じました(7月終わりで機内が暖かった)。

    また、機内食と飲料について、帰りは成田空港のZIPAIR搭乗ゲート近くにセブンイレブンがあり、食料・飲料を買い込めるため、復路の機内食は不要でもいいかもしれません。
    食料・飲料(ソフトドリンク)の持ち込みは以前は禁止されていたようですが、22年4月からOKになっています。

    ちなみに、有料で購入したブランケット、肌触りなめらかで暖かく品質がよかったので洗って繰り返し使えそうでした。

    サービスパッケージの組み合わせについて、予約画面でオプションまたはパッケージを必要に応じて組み合わせるとよさそうです。
    例えば、ロサンゼルス・成田間で以下2つの条件で比較した場合、カスタマイズを取り入れた2つ目の方が14,000円ほど安くなります。(往復の日程は(1)(2)ともに同じです)

    (1)往復とも「PREMIUM」をつけた場合=約301,000円
    (2)往路のみ「PREMIUM」、復路は「カスタマイズ」で受託手荷物23kgまでx3のみ追加=約287,000円

  2. 機内コンテンツ
    動画や音楽などのコンテンツは、搭乗前にご自身のタブレットやスマホにダウンロードすることをおすすめします。機内で無料Wi-Fiは利用できますが、コンテンツをダウンロードできるほど回線はなさそうでした。

  3. 歯ブラシ・歯磨き粉など
    アメニティにも歯ブラシ・歯磨き粉はついていないで、手荷物で持参することをおすすめします。

  4. メイク落とし・洗顔・スキンケアアイテムなど
    これらもアメニティに含まれていません。必要な方は手荷物で持参しましょう。

  5. 食料・飲料
    我が家は、機内食は往復ともに事前オーダーし、スナックと飲料を持参しました。軽食は機内で当日頼むことができますが種類が限られているため、子供用の軽食(おやつ)は食べ慣れているものを持参する方がよさそうです。

  6. 機内用アクティビティ
    iPadに映画を事前にダウンロードしつつ、それ以外にも暇つぶし用にお絵描きタブレットシールブック迷路本などを持参するのがおすすめです。iPad用の映画は、AmazonプライムとDisneyプラスからお気に入りの動画をダウンロードしています。

  7. 搭乗チェックイン
    空港でのチェックインはフライトの1時間前が締切です(受託手荷物がある場合やオートチェックイン対象外の場合)。成田空港の場所は、第1ターミナル 北ウイング 4階 C (自動手荷物預け機 D)カウンターです。詳しくは公式サイトをご確認ください。


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